迷走台風10号に悩まされ続けた先週。週明けの今日は、
夏休み明け初日でした。台風の影響も心配されましたが、CASA周辺は青空に恵まれました。「夏休み、終わっちゃったよ~」「おっちゃん、久し振り~ぃ!」「今日の時間割、何だっけ?」など口々に、小学生たちが元気に登校していきました。その中で、小学2年生のY君が、夏休みの宿題で作った「お寺」の工作を見せてくれました。夏休みにご両親の故郷へ行き、お墓参りに行った「お寺」を作ったそうです。お寺の本堂を4つの石灯籠が囲んだ力作です。しかし、4つの石灯籠のうち2つの石が外れて落ちていました。「おっちゃん、セロテープある?」とY君。急いでセロテープを取ってきて、一緒に修復作業にとりかかりました。通りかかった友達も「ガンバレ!」と声援を送ってくれました。学校に間に合うギリギリまで修復作業をして完成。「おっちゃん、ありがとう!」の言葉とともに、元気に走っていきました。
夏休み明けは、必ずしもみんながみんな、元気に登校できる訳ではありません。小さな悩みを抱えながらも、頑張って
夏休み明けを登校した子もいることでしょう。今朝のあいさつでは、CASA前を通るいつもの顔ぶれは全員登校していきました。ちょっぴり元気のない顔をした子もいました。これからしばらくは、朝のあいさつでいつも以上に子どもたちの表情や行動に注意したいと考えています。
CASA周辺は青空でしたが、地震や迷走台風の影響などで、
夏休み明けも普通に迎えられなかった地域もあるでしょう。そんな地域の子どもたちにも、早く普通の日常が訪れることを願っています。
小沼 好宏