昨日は二十四節気の「小暑(=梅雨が明けて本格的に夏になること)」。この「小暑」から「立秋(=8月7日頃)」になるまでが
「暑中見舞い」の時期です。お世話になっている相手や親しい友人への暑さをねぎらう便りは、もともとは直接訪問して挨拶しづらい遠方の人への挨拶状でした。それが遠方の相手に限らず広く送られるようになったのは大正時代の頃のようです。このハガキなどによる「暑中見舞い」も、今では電子機器による「暑中見舞い」に姿を変えつつあります。
また、昨日は
令和7年7月7日と7が3つ並んだ
「トリプル7」の日で
「七夕」でもありました。車のラジオから「七夕の歌」が流れてきました。1番は覚えていましたが、2番はあやふやでした。そこで調べてみると正式曲名は「たなばたさま」で、1941年(昭和16年)に作られた童謡でした。歌詞は下記のとおりです。
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1.ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎん砂子(すなご)
2.五しきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる
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1番の歌詞にある
「のきば」とは漢字で書くと「軒端」。つまり屋根の端で壁から張り出した部分で、日本の古い民家ではこうした「軒端」があり、「七夕」の時には「笹飾り」が飾られたのです。さらに
「きんぎん砂子」とは、金箔や銀箔を細かく砕いて、
和室の「ふすま絵」などを装飾するためにつかう粉のこと。星空や天の川が輝く様子を「ふすま絵」の「砂子」に重ねているそうです。
最近では、ハガキなどでの「暑中見舞い」は激減し、「軒端」や「砂子のふすま」はほとんど姿を消してしまいました。実はCASAでも同じような体験をしました。
「雨戸」です。マンションなどでは「雨戸」は減っており、
「雨戸」を知らない子もいます。CASAではWi-Fiで簡単に接続できる「照明一体型映写機」を備えた部屋があり、怖い映画を観る時には「雨戸」を閉めれば真っ暗な映画館が誕生します。「キャーキャー」言いながら、みんなで連帯を楽しんでいるのですが、この「雨戸」が老朽化し開け閉めが簡単ではなくなってきました。「雨戸」の改修を考えたのですが、
「遮光カーテン」の方が安全・簡単なので、先週末に遮光カーテンを取りつけました。「雨戸」の開け閉めをしなくなることに若干の寂しさも覚えますが、時代の流れとともに、いろいろなモノが姿を変えていきます。便利になることはいいことですが、
日本の伝統的ないいモノは、その意味や大切さを伝えていきたいと考えています。
小沼 好宏