新時代の「選手宣誓」

2025/07/15

第107回全国高校野球の地方大会が先週から始まりました。夢の甲子園球場を目指し、若さ・汗・エネルギーがきらめいています。そんな中で、新時代の「選手宣誓」に出会いました。神奈川県大会の開会式で、慶応高校の山田望意(のい)主将が行った宣誓です。宣誓が終了すると、スタンドに大きな感動の拍手の波が30秒以上続いたとのことです。選手宣誓の全文は以下の通りです。
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宣誓  七夕の日に願います。
今年の神奈川県大会が最高の大会になりますように。
最高の大会は、数多くのいい試合で作りあげられます。
いい試合には、選手のいい顔があふれています。
私の考えるいい顔とは、真剣勝負の顔、ナイスプレーに喜ぶ顔、
そして大好きな野球を全力で楽しむ顔です。
しかし、その顔は自分1人で作ることはできません。
チームメイト、支えてくれる家族、指導者、関係者の方々はもちろん、
同じ野球を愛する相手がいるから成り立つものです。
ここで、選手の皆さんにお願いがあります。
今大会中、お互いのチームの好プレーに対して拍手や歓声を送り、讃え合うことにしませんか?
試合の中で、お互いを認め合い、試合の後、このチームと戦うことができて良かった、
そう思えるいい試合が続く、そんな最高の大会にしませんか?
私たち選手一同は、ありがとうの気持ちを忘れず、いい顔で、
常にチャレンジし続けることを誓います。
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「拍手や歓声で讃え合うことにしませんか?」と提案する今までにないスタイルの「選手宣誓」です。「讃え合う」、いいですね。きっと「いい顔」があふれることでしょう。慶応高校野球部は、普段から「ありがとう」「いい顔」「チャレンジ」の3つの言葉を大事にしているそうです。大事にしている言葉を盛り込んで、「選手一同、ありがとうの気持ちを忘れず、いい顔で常にチャレンジすることを誓います」と結んでいます。慶応高校は2年前の甲子園で優勝しています。その時にも、選手たちは坊主頭ではない普通の髪型で、爽やかさが目立ちました。「自由なエンジョイ野球」でそれまでの野球観が変わるような新しい風を起こしました。神奈川県大会は参加校数が多く、強豪校も多いため地方予選を勝ち抜き甲子園に出場することは、甲子園で優勝する以上に難しいとも言われています。今年の慶応高校は、秋の大会の成績などからシード権はなく、1回戦からの出場です。全ての高校球児の健闘「いい顔」を祈ります。

CASAでも、「慶応高校が大事にしている3つの言葉」と同じ様な言葉があります。CASAのシンボルマーク「ワイワイ!」に込めた「夢」「心」「動」です。CASAに集う仲間は、「いつも夢を持ち、心を大切にしながら、思い立ったらすぐに行動しよう!」という「志・思い」を共有し、常にチャレンジしています。言葉には力があると信じています。

小沼 好宏


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