新学期に思うこと

2025/09/02

昨日から9月、2学期がスタートしましたが猛暑は続いています。気象庁は、夏(6月~8月)の日本の平均気温が平年を2.36度上回り明治31年(1898年)の統計開始以降で最高になったと発表しました。これまでの記録だった昨年・一昨年の値(平年をプラス1.76度)を更新し、3年連続で最も暑い夏になりました。そして今日も続いています。

新学期初日の昨日、「朝のあいさつ」で子どもたちを待っていると最初に現れたのは腕白坊主の5年生J君。いつもは遅めの登場ですがニコニコ顔です。「何かいいことあったの?」と聞くと、「だって友達に早く会いたいじゃん!」とのこと。2番目に登場したのは、同級生のA君と弟です。「おう、久し振り!」とハイタッチであいさつです。その後も、みんな手に手に宿題の絵や工作を持って、笑顔で登校して行きました。新学期に笑顔で登校できるのは素晴らしい。近年は長期休暇後、不登校気味になってしまう子どもたちも多いようです。夏休み最終日(8/31)にCASAで宿題の追い込みをしていた、女子中学生・高校生の多くからは「明日から学校嫌だなぁ~」との声が…。「どうして?」と聞くと、「クラスにあんまり仲良しの子とかいないし…」「なんか休み明けって気を遣うよね」などの声が聞こえてきました。ハッキリしたことは言えませんが、男子より女子の方が友達関係などでいろいろ気を使っているようです。昨日の放課後、J君がCASAに来てくれたので「クラスのみんなは登校してた?」とたずねる、「一人だけ休んだけどみんな元気そうだったよ」と聞き、安心しました。

この夏休みには、嬉しい出会いがいくつかありました。中学2年生のMさんは、夏休みの宿題で「生きづらさ」をテーマに調査をしていました。いろいろ調べていく中で、「居場所としてのCASA」にも興味を持ってくれて実地調査に来訪してくれました。Iさんは福祉を勉強する大学1年生。「福祉関係の団体を運営している人に焦点をあてたインタビューをしたい」という主旨でインタビューをしてくれました。さらに半年ほど前に「中高生を対象とした居場所」を仲間3人で立ち上げた20代前半のTさんは、「これからの運営の参考にしたい」とCASAを視察してくれました。このような若者たちの存在をとても嬉しく、心強く感じました。

CASAは発足して11年目。少しずつですが、若者や他団体の方々に参考にしていただける活動を積み上げてきたんだなぁと10年間を振り返りました。CASAの現在の活動テーマは、「地域の実家再生、『いつもそこにある・いる!』づくり」です。活動テーマも10年の間に少しずつ形を変えてきました。そしてCASAに継続して来てくれるメインの子どもたちが、小学生から中学生そして高校生へと成長を続けています。彼ら・彼女らが今後もCASAとの関係を継続してくれたなら、「何かとてつもなく大切なモノが生まれるのでは…」と楽しみにしています。CASAは彼ら・彼女らの「単なる居場所」から「若者たち飛翔の場」になって応援したいという「夢」を再確認しました。「夢は叶えるモノ」と考えています。

小沼 好宏

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