変わってしまった年末の風景

2025/12/30

年末の風景が、変わってしまったなぁと痛感します。年末には一家総出で「大掃除」をする風景が一般的でした。私が子どもの頃には、子どもたちにも各々の役割がありました。「障子戸」の張替えでは、子どもたちはまずパンチで障子を破ってから、きれいにはがし水洗いします。父は、ご飯粒を煮詰めて作った糊を刷毛で塗り、障子紙を貼っていきます。その見事さに「さすがだなぁ~」と感心しました。母は、ハタキで部屋中のホコリをはらいます。ホコリをホウキで掃いてから、みんなで拭き掃除です。窓や網戸を外して、水洗いをします。部屋の大掃除が終わると、庭掃除です。最後に出てきたゴミを焚火で燃やします。焚火の炎を眺めていると、心がほっこりしました。こんなことを各家で行い、近所全体で地域をきれいにしていました。仕上げに「門松」や「松飾り」を飾り、新年の準備をしたものです。

近年は、こんな「大掃除」をしている家をほとんど見かけなくなりました。CASAは商店街の一角に位置しますが、商店街ですら「松飾り」などを見かけることは少なくなりました。これを寂しく感じCASAで「大掃除をしよう!」と思ったのですが、私自身、あまり気乗りがしません。何故だろう?  気が付きました。「大掃除には起爆剤が必要なんだ!」と。「障子戸」をパンチで破いたり、「畳」を拭き掃除したりが「起爆剤」になっていたのです。今のCASAには、「障子戸」も「畳」もありません。かつての日本家屋には、「大掃除」をしたくなるような「起爆剤」がしこまれていたのです。少々、言い訳っぽい理屈ですが、そんなことを考えました。

一方、冬休みに入ると、普段は部活などで忙しい高校生が顔を見せに来てくれます。「こんにちは! お久しぶりです」といきなりあいさつされても、一瞬、「あれ? 誰だっけ?」というほどみんな大きく成長しています。特に高校でもバスケットボールなどを続けている男子高校生は、身長が180cmを超えている子も多くいます。その他の子たちも、もう子どもとは呼べず、男女の区別なくみんな「若者への道」を進んでいます。CASAの目指していることの一つは、単なる子どもの居場所ではなく「若者飛翔の場」になることです。成長した若者たちが、時々でもいいので「継続」してCASAに顔を出してくれる中で、彼らの応援ができればなぁとつくづく思います。私にできることの1つは、私が人生の中で出会った「人間の本物」(本当に尊敬できる人間という意味の造語)から学んだことを、「若者たち」に引き継ぐことだと思っています。「大掃除」という風習は時代とともに変化しましたが、「人間の本物」の姿は不変だと信じています。クリスマスのサンタクロースやトナカイのイルミネーションは外しましたが、「未来へつながる光」をイメージしたイルミネーションは、もう少し点灯させておこうと思います。「若者たちの未来への道しるべ]」となりますように! 昨夜撮った写真を載せておきます。

小沼 好宏


 

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