雪が解けると何になる?

2026/02/03

今日は「節分」。「朝のあいさつ」をするために私道入口に白いイスを3つ並べ子どもたちを待っていると、イスに降りそそぐ光は柔らかく、空気もキラキラ輝いて春の色を感じました。そんな中、5年生は社会科見学でお菓子メーカーへと笑顔で出かけて行きました。一方、北国では雪が降り続いています。青森県の様子を伝える今朝のニュースでは、県内の学校はすべて休校になったそうです。改めて北国に住む人たちの生活の大変さに思いを馳せました。

「節分」は季節の変わり目。明日は「立春」、春の始まりです。「節分」は元々は四季の始まりを表す「立春」「立夏」「「立秋」「立冬」の前日のことで、年4回ありましたが、現在では「立春」前の「節分」だけが残ったそうです。なぜか? 「立春」は「正月節」とも言われ、1年の始まりと考えられています。そのため「立春の前の節分」は、新しい年を迎えるための準備をする日として特に重んじられ「今の節分」となったそうです。

季節には、1年を四等分した「春夏秋冬」の他に、二十四等分した「二十四節気」、七十二等分した「七十二候」があり、季節の移ろいを細やかに表しています。「二十四節気」の図を下に載せておきますが、1年は「立春」から始まり「大寒」で締めくくられ今日がその境目の日なのです。72÷24=3なので、「二十四節気」」の中には3つの「七十二候」があります。「春分」の最初の候(2/4~8頃)は、「東風氷を解く(とうふうこおりをとく)」で暖かい春風が吹いて川や湖の氷が解け出す頃。次は「うぐいす鳴く」で、春の到来を告げる鶯が美しい鳴き声を響かせる頃のこと。3番目は「魚氷に上る」で、暖かくなって湖の氷が割れ魚が跳ね上がる頃のこと。こうして春が深まっていくのですね。昔の人々の季節への観察眼、繊細さに粋を感じます。

「節分」と言えば「豆まき」「恵方巻き」。「豆まき」は「魔滅(まめ)」つまり「魔を滅する」という意味が込められ、豆を使って魔(=鬼)を払う儀式として平安時代に起源があり江戸時代に定着しました。「恵方巻き」は「その年の恵方(=縁起の良い方角)」を向いて、よそ見せず・しゃべらずに太巻きを食べる風習で、いつ頃から始まったかは諸説あり定かではなく、近年関西地方から一気に全国に広がりました。私の子どもの頃には、どの家でも「豆まき」を行い、「恵方巻き」はありませんでした。最近では「豆まき」は20%程度、「恵方巻き」は40%程度の家庭で行われているそうです。

CASAでは意識して、子どもたちに季節の変化や風習について話をしています。今夜、「豆まき」や「恵方巻き」をする家庭が多くあるといいなぁと思います。こんななぞなぞ言葉があります。「雪が解けると何になる?」「水じゃないよ、春だよ」 雪の多い地方にも早く春が訪れることをお祈りします。

小沼 好宏


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