新しい友達とチラシ

2026/04/14

新学期が始まりました。新しいクラスで新しい友達ができると、CASAへ友達を案内して来てくれます。先週末、5年生になったYちゃんは、2人のお友だち(Aちゃん・Uちゃん)と弟の2年生N君と一緒に遊びに来てくれました。Yちゃんは小学1年生の時に、ミャンマーからご両親と一緒に日本に来ました。その時、日本語は全く話せませんでした。ご両親は仕事が忙しく、その間、Yちゃんはユーチューブを観て時間を過ごすことが多かったそうです。すごいのはその集中力です。多くのユーチューブは、日本語・英語・韓国語だったので、Yちゃんは言葉は分からないまま番組を観ました。その結果、母国語のミャンマー語の他に、日本語・英語・韓国語も理解し・話せるようになりました。何とか話せるというレベルではなく、とても流ちょうに美しい言葉なのです。新しいお友達2人はインドネシア人。Yちゃん、Aちゃん、Uちゃん、N君の4人は、遊びに集中してくると会話は日本語から英語に変身します。CASAもチョッピリ国際的になった気分です。

Yちゃんが初めてCASAに来てくれたのは小学3年生の時。同級生のKちゃんの案内で来てくれました。その翌日にお父さん、さらに数日後にお母さんがご挨拶に来てくれました。その時に保育園児だったN君が一緒でした。N君はいつも「録音機能のあるかわいいカピバラ人形」を持っていました。N君はカピバラ人形に録音した言葉を覚えて行ったのかなぁと想像します。先週末来てくれた時には、N君が「CASA利用カード」にお友だちの分もしっかりした字で記入してくれました。N君に「今日はカピバラ君は?」と聞くと「おうちだよ」の返事、お留守番が多くなったようです。 ある日、Yちゃんと同級生のお母さんと話している中で、Yちゃんの話題になりました。小学4年生の頃だと思います。Yちゃんは勉強もクラスで一番、運動神経も良く、性格も優しくてみんなの人気者だそうです。すごい! すごい!

新しい環境(ミャンマー→日本)の中で、きっと心細かったはずです。そんな中で、あるいはそんな環境であったからこそ、集中し努力すると、こんなにも成長できるものかとビックリです。子どもの持つ柔軟性、子どもの持つ可能性、子ども時代の大切さを感じます。Yちゃんたちがいた時に、中学生・高校生もいました。ちょうど「英検申込み」のタイミングだったので英語の話になりました。「英語、わかんないよ~」「たぶん落ちちゃうなぁ~」などと少々ネガティブな会話になりました。そこでYちゃんに英語で自己紹介をしてもらいました。「おお~ぅ!」と歓声が沸きました。上記のYちゃんの話を少し披露しました。中・高生には刺激になり、「やる気スイッチ」が入ったようです。

CASAは子どもたちの間では、親しみを込めて「おっちゃん家(ち)」と呼ばれています。CASAによく来てくれている子が、新しい友達を案内する時に、学校で「今日、おっちゃん家、行こう!」と誘うそうです。初めて誘われた友達は、家に帰り「〇〇と『おっちゃん家』に行ってくるね」とご両親に伝えます。ご両親は「???」のはずです。そこで新しく来てくれた子には「CASA(おっちゃん家)のチラシ」を持ち帰ってもらいます。A4の用紙の表裏に印刷し、四つ折りにするとチラシになります。チラシの写真を載せておきます。

小沼 好宏



 

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