一昨日(6/21・日)は「夏至」。「夏に至る」という言葉のとおり、一年中で一番日脚が長く暑い日というイメージがありますが、実際には「梅雨」の最中で雨の日が多いそうです。「朝のあいさつ」でも小学生たちが、「プールが始まったのに雨の日が多くて、四回中止で一回しか入れてないよ」などの声が聞こえてきます。
一方で「恵みの雨」。CASA私道の花壇では、
「キバナコスモス」の芽が一気に伸び始め、
「みどりのじゅうたん(グリーン・ロード)」を作り始めています。そんな中で木製ベンチのすき間から、「キバナコスモス」の
小さな芽が一本伸びているのを見つけました。毎年、思いもしない場所から芽を出す「キバナコスモス」があります。この小さな芽を見つけるたびに
二冊の本を思い出します。
一冊目は、渡辺和子さん(ノートルダム清心学園理事長、1927年~2016年)の
「置かれた場所で咲きなさい」です。
この本には、「…咲くということは、仕方がないと諦め・恨むことではありません。
花を咲かせる心を持ち、自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人々も幸せにすること。置かれた場所こそが、今あなたの居場所なのです…」と書かれています。
さらに、「風雨が強い日、日照り続きの日、そんな日には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと伸ばして根を張るのです。
次に咲く花が、より大きく、より美しいものとなるために」とあります。
もう一冊は、青山俊薫さん(曹洞宗の大教師、女性、1933~)の
「泥があるから、花は咲く」です。この本には、「…泥がなければ、花は咲きません。人生の苦しみ・悲しみを泥にたとえることができるでしょう。苦しみ・悲しみという泥が原因となり、よき師・よき教えという縁に出会うことができ、
泥は肥料に転じ、美しい花を咲かせます…」とあります。
毎年、花を咲かせる「キバナコスモス」は、道行く人々を笑顔にしてくれます。
子どもたちには「花を咲かせる心」を持ち続けて欲しいと願います。
CASAは子どもたちにとっての「泥」になりたいと考えています。
「キバナコスモス」の「みどりのじゅうたん」と「小さな芽」の写真を載せておきます。
「小さな芽」の周りに「泥」を置いてみました。
小沼 好宏