今日は
「GW最終日」。新学年・新学期が始まって1ヵ月が経ちました。特に新中学生・新高校生は、新しい環境の中、部活動体験入部などに忙しかったようで、この1ヵ月間CASAにあまり姿を見せなかったのですが、GW中に笑顔とともに新生活の報告に来てくれました。男子はグーンと背が伸び、女子はおしゃれ磨きが進んでいました。長野県の全寮制の高校に進んだ女子生徒は、制服と部活の道具を持参でやって来てくれました。「部活を2つやろうと思ってる!」とのこと。全寮制で通学時間が省かれる分、大いにチャレンジして欲しいと願います。都立高校は二極化が進んでいるのか、お化粧などに寛容な高校と一切禁止の高校の報告がありました。寛容な高校に進んだ生徒は、髪の毛を染めてやって来ました。明るい茶色に緑色と水色が混ざっています。「おぅ、やるなぁ~!」と思わず声が出てしまいました。お化粧禁止の高校に進んだ生徒は、お化粧はしていなくても中学生から高校生へステップアップした大人らしさをにじませていました。さらに名門女子高に進んだ生徒には、それらしさが漂っていました。みんながそれぞれに合った学校を見つけ、チャレンジし、進学したのです。みんなに幸あれとエールを贈ります。
「GW最終日」なので、GWに関するいろいろな話が出てきました。祝日である「昭和の日」「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」の成り立ちをみんなで確認しました。さらに「あ~ぁ、もっと休みが欲しいよう~ぅ!」という多くの声が聞こえた一方で、「GW中にみんなが楽しむのを支えてくれている人たちもいるんだから感謝しなくちゃ!」という嬉しい声も聞こえてきました。確かに、コロナ禍で「エッセンシャルワーカー」という言葉が見直されました。「日常生活になくてはならない仕事に就いている人」「生活の維持や社会基盤を支える職種の人」という意味です。さらに加えて「ホテル・旅館」「アミューズメントパーク」などを運営してくれている「サービス業」の人々もいます。自分たちが楽しむだけでなく、こららの人々へ思いをはせ、感謝の声が聞こえてきたのは嬉しいことです。今朝もCASAそばの「ゴミ集積所」からリサイクル品や廃棄物を回収してくださる人たちの姿がありました。感謝です!
CASAに集う子どもたちの親御さんの中にも「エッセンシャルワーカー」や「サービス業」に従事している方々も多くいます。GWは、大いに楽しむことでエネルギーを補給する機会です。その一方で、それを支えてくださる人々に感謝をする機会でもあることを子どもたちと再認識しました。
今年のGW中には、祝日なのに「国旗」の掲揚をほとんど見ませんでした。
さらに「こどもの日」に「鯉のぼり」も見かけませんでした。
CASAでは小さな小さな「国旗」と「鯉のぼり」を掲げました。
小沼 好宏