推定樹齢2000年

2024/04/09

CASA近くの小学校では昨日(4/8)、入学式と始業式が行われました。中学校と高校では昨日が始業式で、今日が入学式です。今日は朝からかなり強い雨が降っていて、入学式後に校庭で晴れやかな記念写真を撮るのは難しいでしょう。今年の桜は開花が遅れ、ちょうど今、入学を祝うかのように咲いているのに残念です。

そんな雨の中、今朝、新小学1年生たちがCASA前の私道を通学していきました。通学に慣れるまでは、お父さんやお母さんと一緒の通学です。今朝は長靴と雨合羽に傘という重武装で通学していきました。「朝のあいさつ」は、上級生を見習って元気に笑顔でしてくれました。これから6年間、彼ら・彼女らの成長が楽しみです。

CASAから30mほど離れた線路わきに大きな桜の木があります。今年も見事な花が咲きました。今は3本しか残っていませんが、私が小学生の頃(約半世紀前)は、線路の北側を駅に向かって約100m、倍以上の桜の木が並んでいた記憶があります。いつの頃伐採されてしまったのか? ハッキリした記憶はありませんが、開発に伴って伐採されてしまったのでしょう。

日本最古の桜は、山梨県北杜市の実相寺境内にある「山高神代桜」で推定樹齢2000年だそうです。2000年前の日本は、弥生時代で稲作が始まった頃です。そんな古木なので「ヤマトタケルが桜を植え、日蓮が回復を祈念した」と言われるような歴史が伝わっています。大きさは樹高約14m、枝張り東西・南北ともに27m、幹回り11mあり、神代の時代からたたずむ勇姿を見上げると、人生観が変わるほどのパワーが潜んでいます。私は20~50才代にかけて30年以上、山梨県北杜市にある乗馬クラブに通っていたので、この「神代桜」を何度も拝んだ経験があります。

2000年とは比べ物になりませんが、CASAを運営していて「時間」の大切さを実感しています。「時間」「空間」「仲間」の漢字に共通する「間」を「マ」と読み、これが3つあるから「サンマ」。CASAでは、「サンマをジョーズにイカそうよ!」を活動の合言葉にしています。その1つの「時間」ですが、実家がこの地に家を建ててから65年という歴史があり、この間に、母がこの家で保育ママをしたり、父が小さな貿易会社を経営したりしていた積み重ねが地域での「信頼」につながっています。その実家を引き継いでCASAをオープンしてから10年目に入りました。これからも「時間」を積み重ね「笑顔・あいさつ・うるおいに満ちた地域づくり」にチャレンジしていきます。

CASAそばの桜の木の写真を載せておきます。(2024年4月8日撮影)

小沼 好宏




 

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